老人ホームへの入居を検討される際、地震やいつか来ると言われている富士山噴火などの災害について、離れて住むことになるご家族が危険な目に遭わないか、心配になることもありますよね。
私どもの施設は静岡県東部の富士市にあります。富士市が配布している防災マップを見ると、富士山松岡ガーデンのある松岡エリアと富士山するがテラスのある横割本町エリアどちらの場合も、比較的災害の被害が小さいと予想される地域だということがわかります。
その上、富士山するがテラスの入るビルは安全面ですごい実力を備えているんです。
富士駅前再開発ビルとして開発され、静岡県内でも数少ない「免震構造」を採用しているのが特徴です。
地震の揺れを吸収する免震構造
免震構造とは、従来の建物の倒壊を防ぐことを目的とした耐震構造とは異なり、建物を支える免震装置が地震の揺れを吸収することで、揺れ自体が少なくなります。
このため、大きな地震が来ても家具が倒れたり、物が落下する危険性を最小限にとどめることができます。
実際に富士山するがテラスの入居者様にうかがっても、小さな地震は揺れに気がつかないことも多いようです。
また、ビル内には「帰宅困難者支援施設」を設置し、災害時に交通がストップしたために帰宅できなくなった通勤者等に食料提供などを行う拠点となっています。
近隣住民の避難先としても期待されています。
防犯面でも高い信頼性
防犯面においても、グランアネシス富士は防犯モデルマンションの認定を取得しており、入館管理を含め、建物として高い防犯対策が施されています。
この防犯モデルマンション認定制度は、静岡県が犯罪防止を目的として制定した制度で、共同住宅が対象となっています。
介護施設としてはこの認定の対象となっていないのですが、同じ建物なので富士山するがテラス自体もこれに準拠する安全性を備えています。
身近な職員による適切な行動で利用者様をお守りします
上記2点についてはハード面での安全性についてのお話でしたが、実は、ソフト面である職員の対応能力も重要であると言えます。
災害などの不足の事態に対して、利用者様をお守りするためには身近にいる職員ひとりひとりの行動が重要になってきます。
東日本大震災の際、東京ディズニーランドのキャストが動揺することなく適切な判断と指示でゲストを安心させ、避難させたというエピソードをご存じでしょうか。
ディズニーランドでは年間180回もの避難訓練を行っていたそうです。
また、お客様の安全を第一優先することを常日頃からキャストに徹底して伝えていたそうです。
災害時に落ち着いて行動できるよう、マニュアル配備や災害を想定した避難訓練などはもちろんのこと、想定外の状況が発生したときには個々の判断で適切に行動できる必要があります。
ディズニーランドの例をお手本に、利用者様の身の安全を第一優先として職員全員が常日頃から同じ意識を持ち、連携して動けるよう危機管理意識の徹底と教育を行っていきます。